ぬいぐるみと私

小さい頃からずっと持ってるぬいぐるみがあるのですが、
名前を「のの」と言います。
うさぎの、あまり大きくない、触り心地がすごくいい女の子。
おままごとも、歌の練習も、ピアノの練習も、受験勉強も、花嫁修行も
一緒にやってきた大切な友達なのですが、
これを他人に言うと結構引かれたり笑われたりします。
いませんでした?そういう空想の友達。
ののは私をいつも励ましてくれて、
愚痴もたくさん聞いてくれて、
好きだった男の子はののだけが全員知っています。
つい先日、大好きだった絵本を見つけました。
「こんとあき」という、キツネのぬいぐるみと女の子の話。
きっとこの絵本を読んで、ののにも心があるかもしれない、
たくさん話しかけてあげようと思ったんだろうな、昔の私は。
今は声を出して話しかけることはありませんが、
たまに心の中でののを思い出して、
思い出した日の夜は撫でてあげます。
ののを大事にしないと、きっと過去の私が怒るから。